タイムマネジメントの講師の
サクセスナビゲーターの伊藤剛志です。
今回は「1分で疲れを解消する方法」について
お伝えしたいと思います。
休憩の取り方はタイムマネジメントの重要要件
長時間のデスクワークやセミナーや研修で
ずっと同じ姿勢をしていると
脳や身体に疲れが溜まってきます。
脳科学の研究によると、
人間の集中力は45分、90分
が目安と言われています。
適度に休憩を取り、
脳や身体を休めていけば、
長時間仕事し続けることもできますが、
休憩を取らずにオーバーヒートしてしまうと、
一気に能率が落ちて回復しづらくなってしまいます。
適度に休憩を取りながら、
長時間、能率の良い状態を創ることが、
タイムマネジメントでは大事になってきます。
「1分で疲れを解消する方法」
①水を飲む
疲労の種類としては、脳と身体の疲労がありますが、
仕事中などは、脳の疲れが大きな問題になってきます。
脳の疲れの原因は、前述の通り、
脳の酸素不足が大きな原因となります。
脳に酸素を送り込むことで
脳疲労も解消して、脳がすっきりできるので、
酸素を吸う、深呼吸するなどもありますが、
水を飲むというのも効果的です。
水を飲むことで血流がよくなります。
カフェインやお茶も脳の覚醒やリラックスなどの効果はありますが、
脳疲労を解消するには、水を飲むことがおすすめです。
水の温度は、以下の考え方を参考にしてください。
冷水：身体への吸収は早いが、胃腸に負担がある。
常温：身体への吸収は普通で、胃腸への負担が少ない。
湯水：身体への吸収遅く、胃腸への負担が少なく、身体を温める。
休憩用としては、冷水か常温がおすすめです。
②邪気抜きをする
同じ姿勢で長くいると身体に疲労や負担がたまり、
血液の流れが悪くなっていきます。
血流が悪くなると、脳への酸素供給が悪くなり、
脳の酸素が不足してくると脳が疲れる
ということにつながっていきます。
休憩の大事なポイントは、
身体を動かすことです。
簡単な休憩のための色んなストレッチ法などもありますが、
とても効果的な方法として「邪気抜き」をご紹介します。
「邪気抜き」とは、気功のワークの一種になります。
邪気とは、身体に溜まったマイナスエネルギー
というイメージで捉えて頂ければと思います。
「気功」とは、自分のエネルギーを高める方法ですが、
「邪気抜き」は、そのまず最初にやるべきもので、
かつ最も効果がある方法と言われています。
有名な経営コンサルタントの船井幸雄さんなど
多くの経営者やスポーツ選手なども
やっているワークで効果抜群なので、
ぜひ体験して体感してみてください。
やり方は、動画の解説の通りやっていけばできます。
③深呼吸する
深呼吸の基本的なやり方は、
鼻から4秒かけてたっぷり息を吸って、
へその下の丹田あたりまで息を送り込み、
4秒とめて、8秒かけて口から細く長く息を吐き出す
という流れになります。
目をつぶり視覚情報をシャットダウンすることで、
脳の休息にもつながります。
目をつぶりながら、深呼吸を数回やれば、
脳に酸素供給できて、脳疲労も解消してきます。
まとめ
1分で疲れを解消する方法は、
①水を飲む
②邪気抜きする
③目をつぶりながら深呼吸する
です。
このワークをやった後、
5分ほど目をつぶって瞑想しながら、
ゆっくりと深呼吸すると、更に脳が副交感神経優位になって
脳をリラックスでき脳疲労も解消して
脳がかなりすっきりします。
5分あれば脳のコンディションを整えて、
キレキレで仕事できるようになります。
45分働き、5分休憩。
トイレなどに行ったり少し座席を離れて動いてみたり、
他の人と少し会話したりするのも良いでしょう。
休憩のとり方は、タイムマネジメントの大事な要件です。
ぜひマスターして、生産性の高い1日を過ごしましょう。
伊藤剛志
